投資とギャンブルの違い

投資は将来減ることがある

投資と聞くと、将来お金や価値が減っている可能性がある(リスクがある)とよく聞きますよね。もっと昔は、投資をすれば必ず儲かると銀行も証券マンも口をそろえて説明していたそうですが実際損をするケースも多く問題になったためか最近は彼らも必ずリスクを説明するようになりました。

逆にこのリスクという言葉がひとり歩きをし、投資は減る可能性がある=減るかもしれないし増えるかもしれない=実質ギャンブルなのでは?と感じる人が多くなりました。

投資とトレードの違い

実は、投資=ギャンブルと考えてしまう方の殆どが投資とトレードの違いが分かっていません。投資は「将来の見返りを求めて、資産を投入する事」であり、トレードは「目先の利益を求め、交換する事」です。わかりやすい例でいうと、投資したものは長期的に帰ってきてほしいと扱うのでしばらくは売りません。トレードは1日単位で売っていきます。

究極のトレード『FX 』

究極のトレード手法に、FX(外国為替証拠金取引)があります。これは為替の差額を使って儲けようとする手段です。大抵FXにはまっていった人は無限にトレードを繰り返し、実質ギャンブルとなっていきます。最近のFXではバイナリーオプションと呼ばれる30秒後の為替が上がっているか下がっているかを当てるだけで儲かるタイプも現れ、それは同時に外せばお金を失う事を意味しており、本当にギャンブルと変わらない状態になっています。

デイトレーダーのイメージ像

トレードをする人々は、投資対象が将来成長するかどうかは気にしていません。現在と数分先に価値が上がっているのか下がっているのかだけを追い続けます。そのため複数のパソコンモニタを並べて眺めているイメージ像が出てきました。彼らが見ているのは数分先、グラフがどうなっているかだけであり、将来の見返りを求めているわけではありません。

まとめ

投資はギャンブルではなく、将来見返りを求める行為でありトレードとは違います。一方でトレードはギャンブルかと言われるとケースバイケースでしょう。FXはバイナリーオプションを利用するなどの場合、ほぼギャンブルに近い状態と言っても差し支えないと思います。

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