iPhoneの乗り換え、ドコモ、au、ソフトバンクのどれが良いの?

そんな疑問にお答えします!

iPhone7を使う前提で、ドコモ、au、SoftBankの3社を比較して解説します。

まずはこちらの表をご覧ください↓

【表の挿入】

最下段、「電波の合計値」に注目しますと、NTTdocomoが120と最も電波を多く持っています。
続いてauとSoftBankが110です。

しかし!
電波は複雑です。単純に合計値だけでは測れません。

表中、緑色で書かせていただいた文字、ここに注目してください。
「高効率電波」という部分。これは、効率よく使っている電波のことです。
auはなんと、他社より2か所もメリットが大きいのです。

auのメリットについて解説いたします。

・1つ目のメリット
表の中央にある800MHzという部分をご覧ください。
こちらはガラケーとスマホを完全分離することにより得られるメリットです。
auは、docomoやSoftBankより効率よくスマホの電波を飛ばすことが出来ます。
CDMA2000という高効率の方式を使用し、ガラケーとスマホを分離して乗り切っている為です。

・2つ目のメリット
次に、2.5GHz部分という部分をご覧ください。
こちらは、WiMAX2と呼ばれるもので、TD-LTEという特殊な電波を使っています。

現在、スマホ通信のほとんどが、動画再生等のダウンロードをメインとした使用となっています。
この特性を利用し、2.5GHzは普通の電波の10倍以上ダウンロードに力を入れる事が出来るのです。

また、このWiMAX2は元々ツーカーと呼ばれていた10年ほど前の携帯電話会社の基地局を丸ごと置き換える形で、急速に基地局を立てることが出来たため、エリアが広くカバーされています。
SoftbankにもTD-LTEはありますが、WiMAX2には遠く及びません。

これらの事から、auが最も電波を効率よく使っていて、大手3社の中で最強なのです。
ただし料金の面や家族間の電話定額等でau意外を選ばれる方も沢山いらっしゃいます。

あくまで電波の強さだけの比較でau最強というお話でした。
価格面であれば、ドコモの格安SIMがお勧めです。

格安SIMについては別の記事にて紹介しようと思います。

※記事中で使用した表について、本当はもっともっと複雑な事情がありますので興味のあるかたはLTEバンドで調べてみてください。

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