ガス床暖房はガス代だけかかるものだと思っていた…
1月になりすっかり寒くなりましたが、ガス床暖房は足元からぽかぽかあったかく幸せな気分になれます。ところが、意外なところで光熱費がかかる事がわかりました。というのも、私は電力自由化で新電力に乗り換えていたので1日単位で電気代がわり、床暖房を1回も使っていない日と普通に使った日を比較してみました。結論から言うとガス床暖房を使うと1日あたり電気代が30円上がっていました。1日30円というと大したことないと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、30日の1か月で900円です。私の場合はひとり暮らしですので、仮に3人家族で3倍の面積を温めていたと仮定すると、それだけで900円×3倍の2,700円近いお金がガス代以外でかかっていることになります。
何故電気代がかかるのか
ガス代をたくさん払って床暖房をしているのに、何故電気代がかかるのでしょうか。答えは床暖房の仕組みにあります。床暖房はガスで温めた水を床下のパイプに流し込む事で床下を温める仕組みになっています。
さて、ここで問題です。ガスで温めた水をどうやって床下に流し込むのでしょうか。答えは電動ポンプで循環をさせています。先述の電気代はここでかかってきたのです。
電気代だけならいいが…その他にもかかる費用
ガス代以外にも電気代、さらには目に見えない費用がガス床暖房には潜んでいます。それは壊れた時の修理費用です。水を床下で循環させていますが、その水もただの水ではなく専用のものとなっています。万が一流れ出てしまったなどがあれば、修理した上で専用の水を買って入れなければなりません。さらにはそもそも修理するにあたって床をすべて開けなければならないのです。
まとめ
ガス床暖房は便利ですが、ガス代のみならず電気代やさらには壊れた時の修理費用も潜んでおり、かなりの費用が掛かります。私の場合は借りたマンションについていたのでそのまま使いましたが、とても自分が家を建てるときにつけようとは思いません。個人的にはガス床暖房はぜいたく品だと思っています。