バイクの盗難、私が考えた最強の盗難対策

新車のPCXを買ったのだが…

今年、新車のPCXを買った私としてはバイクの盗難は気が気でありません。悩みに悩み、 そんなPCXの盗難について、私が考えた最強の盗難対策を紹介します。

そもそもバイク盗難は防げない

いきなりの出オチですが、バイクの盗難は絶対に防げません。

昔とは違い好奇心目的でバイクを盗む人もいなくなりました。ましては生計を立てれる訳ではありません。現代のバイク盗難犯は食べていけるだけの数を盗むプロとなっているのです。

また、足が着かないようにバラバラのパーツにして発展途上国などに売るのが主流となっています。

2018年式のPCXもですが、カギが最新式の電子キーであったり、エンジンに特殊な仕掛けがあっても効果はありません。そもそもエンジンをかけて動かそうのは思っていないのです。

チェーンやU字ロックの切断と地球ロックの無意味さ

建築現場とかで鉄筋コンクリートの鉄を切断するカッターがありまして、油圧式鉄筋カッターといいます。

これを使うことで約2分程度でロックは切断できます。分厚いU字ロックも建築現場の鉄筋からしたら可愛いものです。

例えばこちらの商品を例にすると、手動式で2センチ以上の鉄の塊が簡単に切れるのです。「簡単に」ですから無理をすれば3〜4センチ以上でも場合によっては壊わせるかもしれません。業者専用に電動式などが卸されていたらそれ以上のものも壊せるかもしれません。

これでワイヤーを切られたらひとたまりもない

現金輸送車に準じるような特殊な合金で作られたロックであれば鉄筋カッターを耐えられるかもしれませんが、そのようなロックを買った場合ロック自体の価格が普通でなかったり、重さや取り回しも普通ではないでしょう。

つまりは市販のロックの99%は2分で切られるのです。

2個カギをつけても切る作業が二回になるだけで、複数付けることは何の解決にもなりません。

地球ロックを絶賛されるかたも多いのですが切れてしまえば意味がありません。地球ロックが出来るほどの長さがあり、全ての部分で鉄筋カッターに耐えうる厚みがあるロックがあったとしても、商品として現実的な重さにはならないでしょう。

プロはクレーンで吊り上げる走り去る

クレーン付きトラックで吊り上げ、そのまま詰め込み走り去ります。この際いかに見られるリスクを減らすかが重要になってくるのでスピード重視の犯行となります。早く仕上げるには、アラームが鳴ろうがお構いなしです。

クレーン対策は地球ロックが唯一の対策ですが、前述の通りものの2分で切断されます。

【対策1】できるだけ情報を与えない事

バイクカバーなどで出来るだけ情報を与えないようにしましょう。

PCXやハーレーがあると分かるとすぐに盗みに来ます。

消極的ですが、バイクカバーで車種を特定できないようにするとリスクは減らせます。

また、バイクカバーがめくられないように、カバーを通してカギをかけましょう。

【対策2】GPSトラッキング

アラームがなっても盗まれますが、盗まれたあとGPSを追うことができます。

ただし盗まれた後の話で警察が協力してくれる可能性もそう高くはないでしょう。

ただし、GPSをアピールするシールなどは若干の抑止力になるかもしれません。

【最重要対策1】盗難保険への加入

何度も言うように、絶対に盗まれないなんて無理なのです。

盗まれた後のリスクヘッジは重要です。

【最重要対策2】125cc限定家財保険

125cc以下のバイクは何故か家財保険がききます。PCX125も例外ではありません。

とくに最近の賃貸物件は住むときに家財保険の契約も強制してきますので、一度契約書を確認してみてください。

そして盗まれる場所は自宅(マンションの駐輪場)などがほとんどで外出先は少ないです。

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