株をはじめる
NISA制度が始まってから、国内の株取引は随分と身近になってきました。とは言え初めて株を買う人にとっては何を買うかが一番難しいところになってくると思います。そこで私が初めて株を買ったKDDI株をおすすめしようと思います。
なぜKDDIか
KDDIと言えば au by KDDIですよね。携帯電話として有名なauをはじめ今ひっそりと人気を伸ばしているUQ WiMAXなどモバイルルータ事業でも利益をあげています。
実はKDDIの昔は「国際電信電話」という組織でした。NTTが「日本電信電話」という国の組織だった一方、KDDIはNTTと同じくしっかりとした国有組織だったのです。
このことを知っている人はあまり多くはありませんが、昔から国が作った大きな組織であり、倒産の可能性はほとんどないでしょう。倒産してしまえば株価は0になってしまうので、その心配がないのはいいですね。仮にそんなことが起きても税金が注入さ再建されるでしょう。
また、NTTには法規制がありますが、KDDIには法規制がありません。これはNTTが民営化されたときに、公衆電話は維持してくださいなどと、国からの要求が法律とされていました。そのため、今でもNTTは利益を追求することが難しくなっており、株価としても成長が見込めるかは不透明です。その点KDDIは自由にビジネスを進めることが出来ます。
KDDIには株主優待がある
初めて株を買うときは、株主優待制度について学べるといいでしょう。KDDIの場合は地方から取り揃えた食品のカタログギフトがもらえます。auカタログギフトをベースとしているので、47都道府県の特産品の好きなものが貰えます。
株主優待抜きでもしっかりとした利回り
株主優待がなくてもしっかりとした利回りがあるところがKDDI株の強みです。前回ベースですと3.6%が配当として支払われました。(このパーセンテージを利回りと言います)
普通に銀行に預けても0.02%しか貰えない世の中で3.6%貰えるというのはかなりのものです。
気になるお値段は
2019年5月5日現在、一株あたり2,540円となっております。100株単位で取引されますので、最低金額は25万円前後です。
どうしてもまとまった投資が恐ければ、小分けにして1株ずつ単元未満株で買うことも出来ますが、(その場合は株価の通り2,540円で購入できます)手数料が増えていくので、できれば100株一気に買うのが望ましいでしょう。
まとめ
株取引を始めるならKDDIがおすすめです。できれば100株一気に買いましょう。