使っていないサービスを解約したら年間4万円になった

固定費はじわじわ効いてくる

固定費という言葉をご存知だろうか。毎月何もしなくても出ていくお金の事で、昔は車の自動車保険とかその程度であったのだが、近年デジタル化社会が進んで思わぬところで固定費が出てきている。いわばデジタル固定費というべきだろうか。

これらはそもそも使っていなかったので解約した。

Dropboxは不要なファイルを消せば、無料プランで十分だと気づきいらないファイルは全部消した。デジタル断捨離である。

ただし、容量の小さなファイルを消してもあまりスリム化はできないので動画や使わないISOイメージなどにしぼって消して行った。

とは言え無料プランでは2GBまでしか使えないので、友達を紹介したりして18GBまで無料枠を増やした。あまりオススメはしないがパソコンを32台用意すれば一人でも可能である。私の友人は仮想PC32台でやっていた。

また、副次的な効果として、次に買うノートPCもそんなに容量の多いSSDモデルを買わなくて済むようになった。

そもそも職場のPCにOfficeは入っており、個人でOfficeは使っていない事に気が付いた。申請書類などでWord,Excelが必要なときもあったが、別に職場でやっても差し支えない。

どうしても必要になったらOpen Officeでもダウンロードしておくつもりにして、解約した。

スマホ・パソコンも合わせて10台使えて月額308円！というのに惹かれて加入したが、これが大きな失敗だった。スマホは一生使うからだ。

スマホはATOK買い切り版を1500円で一回買う事にして、解約した。Passport 5ヶ月分に当たる金額だが、この先例えば7年とスマホを使っていくと平気で84ヶ月＝2万6千円になる。機種変更しても変わることはない。

7年後は色々変わってるんじゃないという考え方もあるが、私が初めてスマホを買ってから7年間の月日が過ぎていた。ここで7年という数字を出したのは、私が実際に損した経験から引っ張ってきた。

アマゾンでしか買えないものというのも、そうなくなってきたしお急ぎ便が必要なときもそうそうない。本当に急ぐ時は1ヶ月単位で入れるので解約した。逆に使っていない月はずーっと400円取られていたのである。

また、普段のネットショッピングはヨドバシドットコムで十分だった。

国内サポートは特に必要としていなかったので、海外向け平行輸入版を買う事にした。設定画面が英語になる程度でウイルスバスターなのは変わらない。購入した金額は忘れてしまったが年間1,000円前後になったと思う。

電卓に次のように数字を放り込んでいくと・・・

Dropbox 1,200×12 + Office 1,274×12 + ATOK 308×12 + Amazon 400×12 + ウイルスバスター 12,780÷3 – 1000

総計、年額で41,444円出費を抑える事ができた

人間は月額単位にするとお金を損している事に気づかなくなっていく。高額な家電でもクレジットカード60回払いにすると安く感じるようなものだ。使っていないサービスは今すぐ見直そう。